母子家庭の方でパートやアルバイトをされている方は多いと思います。
子供がまだ小さくて子育てを優先したいなど、その理由は色々とありますが、収入という面では、正社員のお給料に比べるとどうしても少なくなり、生活への影響も大きいでしょう。
ただ、パート、アルバイトでも考え方によっては、自分の都合のつく時間だけ働くことができるといったメリットもあり、一概に正社員でなければ、といは言い切れないところもありますよね。
その一方で、バイトだから、パートだから、と正社員と比べられることもあって、メリットもあればデメリットや、イヤな思いをすることもあるでしょう。多くの母子家庭の方はお互いのことを知る機会は少なく、どうして自分だけ..と落ち込みがちです。
そこで、母子家庭で実際にパートやアルバイトをしている方に、仕事の内容や苦労したこと、メリットなどの話を聞いてみました。
大阪府在住31歳、子供3人の母子家庭
大阪府在住31歳で半年前に離婚しました。上から小学1年、5歳、1歳の娘を子育て中です。
離婚前は認定こども園で正社員の保育士として勤めていましたが、離婚をきっかけに正社員からパート保育士になりました。正社員で勤めるかも悩みましたが、子どもがまだ小さいこともあり、今はパートで働く方が良いと感じました。年収は200万ほどです。
そのパート、アルバイトを選んだ理由
元々新卒から勤めているところという事もあり、周りもサポートしてくれる環境だったので、全く知らない職場に行くよりも精神的なストレスが少ないと感じました。面接自体はなかったのですが、園長先生と面談し色々融通を聞いてもらえたので良かったです。
また母子家庭だと、子どもが体調不良の時とかは預かってもらえるのかなども心配されましたが、地域のサポートや両親にサポートしてもらいながらやっていく意思を伝えると納得してもらえました。
仕事の内容
パートと正社員で大きく変わったところは、パートはあくまで正社員の補助的な役割であり、最終的に決定するのは正社員になるところです。
1日の流れとしては子どもの受け入れ、設定遊び、給食、午睡、子供が午睡中に後片付けを行います。おやつ、自由遊び、お迎えとなるので、その都度子どものサポート、正社員が作業しやすいように準備や片付けなどの雑務を行っています。拘束時間は8:15〜17:15の固定で8時間勤務です。
そのパート、アルバイトをしてみたメリット、デメリット
母子家庭であるので、大変さをわかってくれるしありがたいです。母子家庭になった事になり、今までは旦那がいる事もあり、子どもが体調不良の時なども休みすぎると旦那にも休んでもらえるように求められたりもしましたが、母子家庭になって早退や有給がより使いやすくなったと感じます。
デメリットはやはり給料面でかなり変わってくると感じました。また、正社員にも意見がしにくくなってしまったのでやりがいを求めて仕事をしていた私には辛い部分もあります。
そのパート、アルバイトをして大変だったエピソード
正社員からパートになったことで、正社員の職員に意見する事が難しくなりました。書類関係作成がなくなって、持ち帰りなどの仕事や保護者対応などがなくなった点では楽になったのですが、今まで自分もバリバリ働いていた立場なだけに、ここはもっとこうした方が良いんじゃないかな?とか思うことがあっても言いづらくなりました。
また、正社員は残って仕事などもしていますが、パートは時給性なため時間きっちりで上がらないといけないので申し訳ない気持ちもあります。
母子家庭でそのパート、アルバイトを考えている方へのアドバイス、注意した方がいい点
母子家庭になると、全て自分で行わないといけなくなるので精神的に疲れることは行わず、割り切る事は大切だと感じます。
お給料の面で正社員ともらっている金額がやはり違うので、正社員の仕事を押し付けられそうになったときは毅然とした態度で断る勇気を持つ事がこの仕事を続けるコツです。事務仕事ではないので、正社員とパートの仕事割が不透明な部分がありますが、自分がやりたくない、あえてやる必要がない場合は断って問題ないです。
茨木県在住44歳、子供2人の母子家庭
5年前に夫と離婚しました44歳のものです。4年生、年長の娘がいます。
夫とはアメリカで生活をしていましたが、夫が私の意見も聞かずに勝手にアメリカで仕事を見つけて移住することになってしまったこと、子育てにおける考え方の違いなどが離婚の原因です。離婚後は実家の両親に助けてもらいながら、子供と一緒に実家で暮らし、市役所が管轄の事務所でお茶出し、電話応対などのアルバイトをして生活しています。
そのパート、アルバイトを選んだ理由
土日は子供と一緒にいてあげたいので、土日が休みの仕事を優先して探しました。母が市報に市役所管轄の仕事が掲載されているのを見つけて応募してみたところ、運よく採用されました。
就職した時は、下の子供がまだ0歳ですが、保育園が決まっていたので、それを伝えました。また両親が仕事しておらず、育児は助けてくれるので急にアルバイトを休むといったことはないとは思いますが、やはりひとり親という立場である以上、子供の急な体調不良などのときは仕事を抜けさせてもらうことと伝えました。
仕事の内容
朝8時半に出勤して、事務所の掃除、その日の来客をチェックしてお茶出しの準備などをしたうえで、9時ごろからは電話応対や雑務が中心です。電話応対と言っても専門の知識は必要なく、かかってきた電話を社員さんに取り次ぐ業務が中心です。
お昼休憩は本来1時間あるはずですが、電話がかかってきたときに備えて30分しか休憩がありませんが、そのぶん時間外手当がもらえます。夕方は17時に退社。残業はありません。そのあと、子供の保育園に迎えに行きます。
そのパート、アルバイトをしてみたメリット、デメリット
実家に住まわせてもらって、子育てを助けてくれるので、大変だったこと、苦労したことは特にありません。有難いです。朝は両親が子供たちを保育園に連れて行ってくれるので、安心して私は出社できます。子供の急な発熱などのときも両親が迎えにいってくれて病院まで連れて行ってくれます。
職場では、シングルマザーであることはみんな知っているので、もしものときは抜けていいと言ってくれますし、有休もとれるので子供の参観日なども行くことができます。
両親は今は元気ですが、ずっとこの状態が続くとは思えないので、将来のことを考えると不安はあります。
そのパート、アルバイトをして大変だったエピソード
職場は私がシングルマザーであることに理解があるので、居心地は良いのですが、子供が小さいので子供の心理的な面が心配です。下の子はまだ0歳なのに、保育園に預けられて母親と過ごす時間が平日は少ないのでかわいそうだと思いましたが、生活のことを考えるとそんなの気にしていられないと自分に言い聞かせて仕事に行かなければならないことが精神的に辛かったです。
今は5歳になって友達と遊ぶことが楽しくなっているようで、それほど心配はなくなりましたが、やはり親の愛情を受けて育っていないので将来が心配です。
母子家庭でそのパート、アルバイトを考えている方へのアドバイス、注意した方がいい点
母子家庭で、子供が小さい場合は採用してもらいにくいかもしれませんが、家庭を支えていかなければならない、一度就職すれば簡単に辞めるわけにはいかない、と言うことをアピールすれば、理解のある会社だと採用してもらえると思います。
逆に面接で母子家庭を嫌うような雰囲気があれば、そういったところは就職してからも母子家庭の大変さを理解してもらえないので、就職前に辞退した方がいいと思います。
やはり周囲の協力があってからこそ、仕事ができるので、大変かとは思いますが、頼れる両親や兄弟は大事にしたいと思っています。
埼玉県在住26歳、子供1人の母子家庭
埼玉県在住、一児の娘がいる26歳シングルマザーです。
18歳で娘を出産し、20歳(娘が2才頃)に離婚をし、以来シングルマザーとして育児に日々奮闘中です。現在、娘と私の二人暮らしをしております。
現在まで地元から少し離れた、都内とまではいきませんがそれなりに繁華街としては栄えていて働く場所が多い場所で働いておりましたが娘が小学校に入学するのをきっかけに最近少し田舎の地元まで戻ってきました。そこで現在は知り合いがオーナーとしてオープンしたばかりの飲食店で働いております。
そのパート、アルバイトを選んだ理由
オーナーが知り合いという事でとりあえずこちらで正式に働く場所が見つかるまでお手伝いに近いような感じで雇ってもらいました。
はじめは本当にオープン準備や従業員の定着まで、お手伝いのつもりだったのですが..いつの間にかバイトリーダーのような感じで店長代理として働いております。
ありがたいことではあるのですが、本来やろうと思っていた仕事の面接を受ける頃にはうちには人がいないから今辞められたら困る…というように中々手を離せず、最初に退職の話をしてからもう半年になります。
仕事の内容
朝10:00頃出勤→1日の仕込み、お店のオープン準備、開店作業
11:30オープン→15:00まで主にキッチンで調理・夜の部で足りなくなりそうな食材やスープの仕込
15:00~17:30までお店自体が中休みのため、一旦家に帰宅し、学校が終わり友人と遊び終えた娘をお風呂に入れ、翌日の準備をし、娘を引き連れ再度出勤
17:30から夜の部のオープン準備と軽い掃除等
18:00夜の部オープン、その後22:00(蔓延防止期間は20:00)までお昼と同じ内容で働きクローズ作業をして帰宅、といった流れになります。
そのパート、アルバイトをしてみたメリット、デメリット
まずメリットについてですが、夜の部の出勤の際や土日、祝日の出勤の際、使っていないお店の個室を娘の過ごすスペースとして活用させていただいているので、宿題をしたり夜ご飯を食べたり、ゲームなんかをしたりと、本来子供がお休みの日はまだ一人で留守番をするには危ないため連れていって働く時間に充てることができることは、時給月給の我が家には経済的にも助かっております。
デメリットですが、続けてみて、やっぱり子供がいるため帰りは早いほうがいい…ですが昼の部のみだと1日5時間程度のみしか働けず、中休みがあるという特殊な業務形態が難しく、結局ほぼ毎日昼・夜の部とで働かせていただいてますが、母子二人の生活のリズム上、厳しく感じております。
そのパート、アルバイトをして大変だったエピソード
時給月給のため出勤してなんぼの生活費になるので、娘が嫌がってもシフト通りに職場まで連れて行かなくてはならない、高時給とも言えず、休日も返上のため中々遊びに連れて行くこともできず、さらには個人店になるので売れ行きの悪い月は早上がりの連続で1日3時間ぽっちのみしか働けずに稼げなかったり、コロナ渦に左右されて閉店時間もコロコロ変わるのでお給料的にも、体力的にも、変動の嵐でしんどい月もあります。
正社員にしてほしいと伝えたこともありましたが、小さなお店のため運営費も大変なようで、このような時給月給で結局は言いくるめられた形に近いと思います。
母子家庭でそのパート、アルバイトを考えている方へのアドバイス、注意した方がいい点
飲食店は資格なども特にいらず、年齢問わず雇ってもらいやすい職種だとは思いますが、コロナ渦が落ち着くまでは少なくとも、時給だと給料の変動も大きく、個人店だと尚の事、影響を受けやすくさらにはそれに対する手当て等もほとんどありません。
一番にお店側が削るのも人件費だったりしますし、小さな個人店の場合社員雇用もほとんどなく、アルバイトやパートになることがほとんどだと思うので、福利厚生だけでなくどの程度影響を受けずに安定したシフトとお給料をいただけるかをよく考えてからにすることをお勧めします。
小さな個人店で主軸として働くと、中々抜け出せず、入るよりやめる方が大変とはこのことで、他に飛びつきたい仕事やチャンスがまわってきたとしても好機を失いかねません。
福岡在住38歳、子供3人の母子家庭
私は38歳シングルマザー歴12年目です。生まれてから今に至るまでずっと福岡県に住んでいます。
メインは年収168万の会社員をしています。ですが、おおよそ3年前から夜間に不定期でアルバイトをしています。子供の進学を機に引っ越しをしたことがきっかけで、バイトをするようになりました。
家族は子供が高校1年、中学3年1人、1歳児一人です。
そのパート、アルバイトを選んだ理由
夜間に働くと翌日の昼間の勤務に支障をきたす場合もあるため、固定時間、固定曜日ではなく出られる曜日、時間が少しでも柔軟な職場を探していました。色々と調べて今のバイト先には所属して3年目になります。
今のバイト先は「夜のバイト先」として、1件目に採用されたバイト先で知り合った先輩の店舗です。その先輩が独立して自身の店舗を持つということで、私は1件目のお店を退職、その先輩の店舗で働くことにしました。そのため、お互いに顔も性格も働き方も知っているので、特に面接はなく、「○日から来てください」という形での採用でした。
仕事の内容
現在のアルバイトは、スナックのキャストです。年齢的にどうかとも思いましたが、田舎のこじんまりとしたスナックで子供の用事や翌日の会社の仕事の多忙さによってもバイトの出勤を調整できるので、本当に助かります。時給は1200円、それ以外にごく稀ですが、個人的にお客様がお小遣いをくれることもあります。(1~2千円程度)
お店に到着すればあとは荷物を奥の棚に置き、カウンターに立ち、お客様とお話をしながらお酒を作るだけの簡単な作業です。
昼間の会社とは全く正反対で同年代かもしくはもっと若い子達がたくさんいる事、昼間のオフィスワークとは異なり、やや華やかな服装とメイクでの仕事は気分転換にもなってとても楽しいです。8時~25時までの勤務時間もお客様の人数が少なければ1時間早めに上がれることもあります。
そのパート、アルバイトをしてみたメリット、デメリット
子供の用事や急な体調不良でも、お休みの相談をしやすいのは本当に今のバイト先のお陰だと思っています。昼間の仕事だけでは貯蓄が出来ないため、夜間のアルバイトを探していたのですが、固定された時間や日にちで働く事が難しい事もあり、今のバイト先は本当に柔軟な対応をしてくれて助かります。
バイト先で得た分は全て使わずに貯蓄していますが、今までは一切出来なかった貯蓄が出来た事は本当に嬉しく思います。
デメリットは子供たちと過ごす時間と自身の睡眠時間が減ったことでしょうか。どこにもバイト先が無いかもしれないと思いながらも今のバイト先に出会えたのでそれほどデメリットを感じていません。昼職も夜職も必要とされていることに感謝しています。
そのパート、アルバイトをして大変だったエピソード
バイトを始めてすぐは体がなかなか慣れず、お店も新規開店直後でキャストが殆どいなかったため、かなり無理して昼職同様の頻度で出ていた時期もありました。昼職が休みでも、夜職が入っていたりして、完全な休みが無かった月もありました。
その時は初めて酷いストレスを感じ、何も自覚がないのに一人になると涙が出てくる事もありました。元々、メンタルも強くないので、心療内科で漢方薬を出してもらったり、キャストさんの採用が増えると同時に月の出る回数を減らしてもらったりして昼に支障が出ないように何とか工夫していました。
母子家庭でそのパート、アルバイトを考えている方へのアドバイス、注意した方がいい点
出来る事なら1箇所でしっかりとお給料を貰い、養育費なども可能な方は請求する事をお勧めしたいのですが…
母子家庭は母子扶養手当があるため、日々の普通の生活はなんとか送ることができます。ですが、貯金は殆ど出来ないため、貯金をしようと考えるとダブルワーク必須になります。
とにかく、母子でバイトをする人の共通点は頼る人がいないので、疲労とストレスで押しつぶされそうになります。だからこそ、無理をさせないバイト先を吟味して選び、収入に繋げてください。
愛知県在住32歳、子供1人の母子家庭
愛知県在住32歳です。現在は平日は主に金融業でパートをしています。土曜日に介護士として訪問介護の仕事をしています。年収は200万円弱です。
家族構成は私と保育園児の子どもが一人、に2人で過ごしています。自転車で15分くらいのところに実家があり、週に1回は実家に帰って一緒にご飯を食べています。子どもが1歳になる前に離婚したので、2人での生活に慣れました。
そのパート、アルバイトを選んだ理由
会社名がしっかりしていて発展途上とかつぶれるかよくわからないところではなく、勤務にしても福利厚生にしてもちゃんとしてそうなところを選びました。
面接ではやはりそのこと(ひとり親であること)について心配そうに聞かれますが、それが気になるなら落としてくれていいというスタンスで面接をしています。
また、子どもが第一なので子どもの行事はもちろん、何かあったときは休みますし、急な休み、早退、などもあり得ることを考慮していただくようお願いしています。
仕事の内容
主である金融業の会社は、10:00~17:00の勤務時間です。時給は1100円。
朝は出社するとすぐに入金確認、雑務、郵便の受付をしているとすぐ12時になりお昼休みです。お昼休みはパートの人たちだけで集まって昼食を食べます。そこで雑談しながら13時まで休憩です。
13時からは郵便発送準備、入金確認、雑務、経理関係、庶務関係などをして郵便発送手続き、16時頃から終わりに近づき、16時半頃から鍵閉めなどを行い、17時には退社できるように整えます。残業は不可能です。
そのパート、アルバイトをしてみたメリット、デメリット
時給がいいほうで残業がないので家計、時間的には助かっています。子育て世代が多いので子どもが何かあったときの対応はすぐ言ってねと好意的です。その時間内にできることをやり、その時間が終わったら何も考えず家庭に向き合えるので助かります。
デメリットとしては仕事が激務でその激務を時間内に仕上げなければならないので毎日がハードです。どっと疲れて家に帰るので、何も考えなくていい精神的な面は助かっていますが、体が結構疲れています。
そのパート、アルバイトをして大変だったエピソード
どこの業界、世界でもやっかいな人はいますし、みんながみんな自分にとっていい人ということはかなりまれですから、半分あきらめていますが、まだこんなに昭和の世界観を持った人がいるのだな(パワハラ気質、自分のことを棚にあげて人には厳しい)と思ったり、いい年して女子みたいな性格(誰かを自分の仲間にしたい、その人と誰かの悪口を言いたい、自分がかかわってないと不機嫌になる、など)の人もいるので、ただ仕事をしにきて給料をもらいたいだけなのにそういう人と付き合っていかなければならないのは面倒だなと思います。
母子家庭でそのパート、アルバイトを考えている方へのアドバイス、注意した方がいい点
金融業は未知の業界で知らないことだらけで、ちんぷんかんぷんですがいろいろなことを知れて楽しいです。
私的にはけっこう楽しいと思いながら仕事をしていますが、正社員の人からいろいろなことを頼まれたり頭をかなり使うので疲れてしまうかもしれないです。何も考えずに体を動かすほうが好きな人にとっては難しいかもしれません。
ただ、給料が高めだったり福利厚生はしっかりしているので、お金の面に関してなあなあになることなく有給だとか交通費だとかもしっかりされているのでそういうところは心強いと思います。
広島県在住55歳、子供1人の母子家庭
私は 、現在 、美容師として、訪問美容 の仕事を請け負っています。
私の年齢は、55歳、年収は120万円 くらいです。家族は父親と娘とわたし、姉の5人家族。広島県に住んでいます。私と父が同居して、私が父の世話をしています。娘は、 今は成人し 、大阪で仕事をしています。姉は 同じ市内で 一人暮らしをしています。
母子家庭暦は、もう25年 ぐらいになります。
そのパート、アルバイトを選んだ理由
アルバイトパートを選んだ理由は、私が若い頃、美容師になりたくて、美容の技術を学校で学んだからです。
若い頃は、美容師として美容院に勤めていましたけど、40代過ぎたぐらいから、たぶん、仕事のしすぎで、腕に痛みがあるようになりました。それで、美容室に正規の社員として勤めることができなくなってしまったのです。
結婚していた時に、出産と育児のために、約1年お休みしました。それからは、若い時、勤めていたところとは別の美容室に勤めていましたが、今はパートとして、働いています。
会社を立ち上げた時の上司からは、今までの経歴や、これから美容師としてどのようにステップアップしたいかなどを聞かれました。
仕事の内容
訪問美容とは、利用者さんのお家に伺って、髪を切ってあげたり、着物の着付けやヘアスタイルメイクなどをしてあげる仕事です。友人や知り合いを含めて、5人で訪問美容の会社を立ち上げました。
仕事のある日は 不定期ですまた時間も不規則ですお客様から依頼があったら一台があった場所に車で出掛け 依頼者様のお宅に訪問して 着物の着付けやメイクヘアセット などを行うのが仕事です 。
拘束時間はその日によって違います。1件だけの依頼ですと、3時間ぐらい 。1日に2〜3件入ると、10時間以上、拘束されることもあります。時給に、換算すると、 1500円ぐらいです。
そのパート、アルバイトをしてみたメリット、デメリット
母子家庭で パートやアルバイトをする時には、実家の両親の協力が欠かせないと私は思っています。
私は、子供が小学校2年生の時に離婚をしました。それからずっと、実家で過ごしています。子供が小さい時は、美容室 でパートをしていましたが、お休みが土曜、日曜ではないので、子供を実家に預けて、働かなければならないのが大きなデメリットでした。
メリットは、自分が若い頃学んだ、美容師という技術を活かせる仕事だということです。
そのパート、アルバイトをして大変だったエピソード
美容師の仕事は、立ち仕事です。お客さんが多い時などは、ご飯を食べる時間もありません。 裏の部屋に入って、5分〜10分くらいで、パパッとご飯を食べて、すぐに、また、仕事にかかる というのが日常になっていました。
また、シャンプーはすごく体力が要る仕事です。シャンプーをする時、頭を腕で抱えるので、私は、腕の痛みに今も辛い思いをしています。
小さい美容室 などでは、先生に気に入られる従業員と、気にいられない従業員がいて、言い争いみたいなこともありました。
母子家庭でそのパート、アルバイトを考えている方へのアドバイス、注意した方がいい点
母子家庭で、美容師として美容室に勤めるのは結構ハードだと思います。
私は、今、訪問美容で、自分で会社を立ち上げていますので、 お休みなどが 不定期な仕事となります。美容室に勤めて、時間から時間まで、 勤務する のは、土日が休みでないし、母子家庭としては 負担が大きいです 。ですので、今のように、自由な時間で仕事をフリーでするほうがいくらか楽だと思います。
自分の技術を生かして、好きな仕事ができるという面では、美容師の仕事は おすすめです。でも、土日休みでないことや、不定期で仕事が入ることなどを考えたら、デメリットも多くあります。
福岡県在住24歳、子供2人の母子家庭
自分自身が母子家庭で育ち、九人兄弟の八番目で俗に言う”真ん中っ子”として育ちました。現在24歳で一年前に離婚し、私には二人の子がいます。上は8歳、下が5歳になろうとしています。
シングルマザーとして、話したいところでしたが私の元に子供はいません。今は福岡在住で時給1000円の接客業をしています。
そのパート、アルバイトを選んだ理由
離婚後、子供と離れた事のショックで立ち直れず当時務めていた会社も退職し、現在の花市場で働く事になりましたが面接では結婚しているかどうかを聞かれ、子供はいるかなど、当然のように聞かれたことが悲しく胸が痛くなりましたが、ここに面接に来た経由を話すと時給も少し高く設定してくれて当時の私にとってはとても有難い事でした。
正直、最終学歴が中学校卒業の私を雇ってくれるところはないだろうと諦め半分で面接をしていました。
仕事の内容
まず花市場内にある資材屋だということ。そして生花は扱いません。アーティフィシャルフラワーと、生花店様方がアレンジに必要な器、土、ワイヤー、様々なラッピングを主に取り扱っております。
仕事内容は、朝六時半に出勤しレジを立ち上げ店舗の準備をします。この準備をしてる際にもお客様は続々とお買い物に来てくださるので、レジが立ち上がるまでに時間がかかると大変です。そこから午前十一時までは慌ただしい時間で休む暇もありません。お客様が主に生花店なのでお客様自身のお店オープンに間に合う午前中にまとまってお買い付けにこられます。
時給は上記でもお話しましたが、少し高く設定して下さり1000円です。拘束時間は通常、定時15時半ですがそうもいかず18時まで平気で残業が多いです。
そのパート、アルバイトをしてみたメリット、デメリット
結論、私は現在独り身ですが、母が母子家庭だったこともあり、子の視点から申しますと、そんなに頑張らないでと思います。事実、私が離婚の際に子供を引き取れていたら母のように身を粉にしてでも働いたでしょう。ですが、子は母に笑っていてほしいと強く願っています。
母子家庭で育てられた子には2パターンの育ち方があると私は思います。1つは母のように逞しく強くなる子、2つはわがままを言えず強がりになる子。パートやアルバイトをして子と居られる時間が必然的に起きてしまう事が残念でなりません。
そのパート、アルバイトをして大変だったエピソード
理解のある方はそういません。実際に子育てをされた方であっても自分が子育てを終えてしまえばその当時辛かった事なんてわすれてしまい、目の前にいるシングルマザーに当たる方も少なくありません。特に女性はシビアです。
昔は我慢が美徳だといって姑いびりを耐えてきた方も多い中、反面教師にすることが出来ず繰り返す方も大変多いです。例えば子供が風邪で急に仕事を休まなければ行けなくなった時、間違えなく「頼る人いないのかな」「困る」と言うでしょう。
男女構わず。シングルマザー、シングルファーザーが子育てしやすい世の中になるように祈っています。
母子家庭でそのパート、アルバイトを考えている方へのアドバイス、注意した方がいい点
上記でもお話しましたが、正社員でない以上月固定の給料は厳しいので子供の急病、この時代で言えばコロナの濃厚接触者に該当してしまったなど、様々な要因がある中パートアルバイトというのは稼ぐ方法には向かないでしょう。
ですが、正社員になると日本はサービス残業当たり前であったり、それこそ子供と向き合う時間が無くなります。金銭的余裕は心の余裕でもありますが、何よりも現在頑張って勤めているはご自身ではなくお子さんの為でしょうから、無理せず働いてほしいです。
上記は母子家庭の中でもごく一部の例ですが、パートやバイトは収入が少ない、職場でぞんざいに扱われる、そんな不満がありつつも、みんな頑張っていることがわかりますよね。励みになります。