母子家庭の在宅ワーク、ハンドメイド品販売している人の収入は?

メルカリなどのオークションサイトやフリマなどでよく見かけるのが、出品者が作った商品、ハンドメイド品の販売です。

ハンドメイド品には様々な商品がありますが、多いのは、アクセサリーや編み物、ぬいぐるみなどでしょう。フリマに行くと、自作の服やリメイクした服などを販売している人もよく見ますよね。

母子家庭の在宅ワークとしてハンドメイド品販売を考えると、どれくらいの収入があるか、ということはもちろんですが、作る時間はあるか、材料を買う資金や買いに行くための時間があるか、といったこともポイントになってくるでしょう。

時間や資金はある程度融通がきくので続けています、という人もいれば、始めてはみたけど思い通りにいかずにやめた、という人もいるでしょう。

そこで、実際にハンドメイド品販売を経験し、今でも続けている人、やめてしまった人の商品や収入、続けている理由、やめた理由を調べてみました。

目次

在宅ワークでハンドメイド品販売をしている方のプロフィール

まず、今回調べた在宅ワークでハンドメイド品販売をしている方のプロフィールです。(すべて女性です。)

30代の方を中心に、主に20代、40代の方がハンドメイド品販売をしています。

次に、ハンドメイド品販売で販売した商品の種類です。

ハンドメイド品販売で販売した商品の種類

ハンドメイド品販売で販売した商品の種類は、大きく分けるとこのようになりました。

一番多かったのがアクセサリー、続いて編み物となりました。いずれも在宅で取り組むのには始めやすい、やりやすい商品ですね。

次にハンドメイド品販売の実際の収入です。

ハンドメイド品販売の実際の収入

ここではハンドメイド品販売の収入は、材料費などを引いた純粋な月当たりの利益で計算しています。

ハンドメイド品販売の収入

月の収入が10,000円以下の人が全体の約8割ですが、残りの2割強の人は、結構な収入があることがわかりました。

さらに、今も続けている人、やめてしまった人、それぞれの収入はどうなっているか、についても見てみました。

ハンドメイド品販売を続けている人、やめた人の収入

ハンドメイド品販売を続けている人の収入

ハンドメイド品販売をやめた人の収入

こうして比較してみると、続けている人の方がやめた人よりも収入は高めなのがわかりますね。やめた人の理由は「収入が少ない」が多いことが予想できます。

また、続けている人とやめた人の割合はこのようになりました。

在宅ワークでハンドメイド品販売を考えているのなら、続けている理由、やめた理由を知りたいですよね。

まず、続けている理由です。

ハンドメイド品販売を続けている理由

ハンドメイド品販売を続けている理由は、このようになりました。

「収入を増やしたい」が理由の1位ですが、もともとハンドメイド品をつくるのが好きだったり、趣味としてやっているといったように、無理していないのも続けられている大きな理由でしょう。

また、続けている方はどのようなハンドメイド品を作っているか、収入はどれくらいか、ここが気になるところと思いますので、続けている理由と一緒にまとめました。参考にして下さい。

年代商品収入続けている理由
20代可愛いスイーツモチーフの粘土を使ったイヤリングやネックレス、地雷系の女の子用の髪の毛につけるリボンやヘッドドレス、小さな布製の収納ケースを販売しています。純利益だけで言えば1ヶ月に3~5万円ほどのコンスタントに稼ぐことができています。
収納ケースが人気で嬉しいです。
純粋にハンドメイド製品を作るのが好きで楽しいので続けています。
また、お取引したお客様の方にお気に入りだと使っていただいている様子を見るととても嬉しいので続けたいなぁと思っています。
コロナ禍で友人と遊ぶ時間も減ったので空いた時間を潰すのにもハンドメイド作成が楽しいので続けています。
20代夏場はビーズで作るブレスレットやミサンガなどを作っています。
冬場は編み物でシュシュや着ぐるみを作っています。
収益は不安定だが、売れる月で約5000円程度で売れない月は1000円程度です。
平均3000円程度稼げています。
自分の趣味であり、作ることによりストレスの解消になるから。
隙間時間で作品を作ることができ、それなりの値段で売れるから。
作品を作って売り、多くの人に喜んでもらえることが私の喜びや励み、自信に繋がるから。
20代主に子供用のものです。赤ちゃん用の帽子やスタイ、子供用のヘアアクセサリーを販売しています。
まれに、ぬいぐるみを作ります。
まだあまり品数は多くないので、5万ほどです。もう少し、品数を増やせるようにして販売していこうかと思っています。子供が小さく、外は仕事をしに行けないので在宅で少しでも稼ぎが欲しいのでハンドメイド販売を続けていこうと思います。コロナが落ち着いたら、仕事にも復帰しようかと検討しているので、そのときはハンドメイド販売も少しお休みするかもしれないです。
30代アクセサリー、小物を中心に販売をしています。
ネックレスやブレスレットをレジンを使用し作成、販売をしています。
年間5000円未満の収益です。商品がハンドメイドのためたくさん制作することが難しく売れる個数も少ないため収益が低いです。創作することが好きなことは、もちろんですが自身が作った作品を手にとり誰かに使って頂ける喜びがあり利益はほとんどありませんが今でもハンドメイド販売を続けています。
この先も趣味として続けていき、いずれ本業となれば幸いです。
30代基本的にはアクセサリー関係です。(ネックレス、指輪、ブローチ、ピアス、イヤリング、ヘアゴム、ポーチなど)毎月ばらつきが有りますが、平均したら1~3万円くらいの金額です。
メルカリ、ミンネ、クリーマーなどで売っています。
昔から小物を作くるのが大好きで、趣味で始めました。友達にプレゼントしたりしていましたが、売れるよ。と友達に言われネットで売ってみることにしました。売れた時は凄く嬉しかったです。
喜んでもらえるのが嬉しくて、どんどん新作を作るのが楽しくなりました。
30代樹脂粘土で作ったガーデンピックや雑貨。羊毛フェルトのブローチや雑貨。ビーズ刺繍のブローチ等をアプリやイベントで販売しています。今迄の総額で25000円程だと思います。一個あたりの作品単価が300円から500円位の商品が多いです。物作りが好きで、自分のデザインを選んで頂いた上でお客様が喜んで下さるととても嬉しくなります。出来ればハンドメイドだけで生活したいのですが、中々軌道に乗らず全く稼げてはいません。が、いつかは…と思いつつ楽しいので続けています。
30代現在はイヤリング、ピアスなどのアクセサリー系を販売しています。
過去には羊毛フェルトを使って小さなぬいぐるみなどを販売していました。
現在のアクセサリー系のものは、月平均5万円ほどになります。過去の羊毛フェルトぬいぐるみは月平均3万円ほどです。主婦をしているので家にいる時間を使って何かしたい・自分の息抜き・少しでも収入が増えれば・小物づくりが好き・買ってくださる方が喜んでくれるのがうれしいなどの理由があり、この先も続けていきたいと思っています。
30代サンキュータグ、サンキューシール、ゲストカード、芳名帳、料金別納郵便シール、ウェディングツリーなど、紙でできたウェディングアイテムシーズンによるが、多い月でコロナ前で1月あたり20000~30000円程度。コロナ後は、結婚式の減少やゲストの人数の減少により一月2000~9000円の間ほどコロナの影響で販売機会は減少したが、注文はあるため空いた時間の作業で少しでも収入が欲しいから。
また、現在子供が小さいため働きに出るのは難しく、在宅で収入を得ることができるので丁度よい。
お客さんに喜んでもらえることも楽しいと感じるため!続けている。
30代編み物、特にあみぐるみを作るのが好きです。
シンプルな形を組み合わせてできるものしか作れませんが、動物や季節のイベントに合わせた人形(節分の鬼など)です。
ひとつのあみぐるみの指人形を仕上げるのに2時間かかります。それを500円で販売します。
オンラインマーケットの出品手数料、送料、材料費を販売価格から引いて、利益を時給に換算するとひとつ100円以下、それがひと月に3つ売れればいいほうです。
今はまだ技術がありませんが、続けていけばもっといいものが作れると思います。頭の中に思い描く、作ってみたいものはたくさんあります。
私があみぐるみを作る理由は、子どもたちが喜んでくれるからです。ですので、これからも子どもたちに笑顔を届けたいです。
30代肌への優しさ・素材の軽さにこだわった編み物の作品(帽子、ポシェット、ポーチ、巾着、ブランケット)を販売しています。毛糸作品なので月によってかなりバラツキがありますが、夏は月0円~5000円、冬から春にかけては月0円~1万円程度の収益です。編み物が好きなので、その特技を活かして誰かに喜んでもらいたい、誰かの役に立ちたいという気持ちで続けています。
正直収益になる月の方が少ないですが、注文が入るとやはり嬉しいですし、いい評価をいただけると励みにもなります。
40代レース編みによるテーブル雑貨や、インテリア雑貨などの編み物小物をおもにハンドメイドで販売しています。収益は月に1万円行く時もあれば、全くゼロの時もあります。波があるため、必ずしも売れるとは限らないです。ハンドメイド販売を続けている理由は、メインの仕事を特に今はしていない状況で少しでもなんらかの収入を得たいと考えていることや、購入して下さった方からのあたたかいメッセージなどのやりとりに、やはりやりがいを感じるからです。

作るのが好き、趣味のほかに、買ってくれた人からの感謝や子供たちの喜ぶ姿といったことも、ハンドメイド品販売を続ける理由でした。

次に、やめた理由です。

ハンドメイド品販売をやめた理由

ハンドメイド品販売をやめた理由は、このようになりました。

ハンドメイド品販売をやめた理由の一番は「作る時間がなくなった」で、収益が少ないよりも多いという結果になりました。

ハンドメイド品は、どんな商品でも作るのに手間がかかり時間もかかるので、空き時間にというよりある程度まとまった時間が必要になりますよね。忙しくなってまとまった時間がとれなくなった、ということでしょう。

こちらも、やめた人はどのようなハンドメイド品を作っていたか、収入はどれくらいか、やめた理由と一緒にまとめましたので、参考にして下さい。

年代商品収入やめた理由
20代オリジナルデザインや、キャラクターモチーフのピアスやイヤリングなどのアクセサリー類を出品しておりました。約2年ほどフリマサイトで出品しておりましたが、その時の収益は合計で1万円ほどだったと記憶しております。作業時間に対して、あまり収益が出ない事と、まとまった作業時間が取れず、アクセサリーを作る時間も無くなってきた為、引退しました。他に、別の作家さんがつくるアクセサリーがとても可愛く、自分で作るものに自信がなくなってしまったという理由もあります。
20代ネックレス、ブレスレット、イヤリング、イヤーカフ、バッグチャーム、かんざし、ウエディングアクセサリーのセット月に5000~7000円程あった。場合によっては10000円いくこともあったが、本当にまちまちだった。私生活が変わり、アクセサリーを制作する時間が取れなくなった事と、コロナの影響で、パーツや部品が不足して制作が難しくなったため。また、ウエディングアクセサリーだと該当の結婚式が延期になったり中止になったりして、その影響で依頼がなくなる事が多かったため。
20代ビーズを使って作ったアクセサリー。ピアスやイヤリングなど。
刺繍で作ったイヤリングやピアスなどもありました。
20個ほど売り上げて材料費や発送代金などを差し引いて、月に10,000円から15,000円ほど収益はありました。ハンドメイドでアクセサリーを販売している人がどんどん増えていってその人たちと比べてしまうようになったり、思うようにアイデアが出ない時があったりして、それがプレッシャーになってしまったことで疲れてしまったから。
20代アクセサリー(イヤリング、ネックレス)、編み物製品(コースター、バッグ、靴下、小物入れ、犬の洋服)、アクセサリー作りで使える編み物で作ったモチーフ一回のイベント販売で3万円くらいと、普段のネット販売で、月2万円くらいでした。その他知人の紹介で販売したりして、月数千円の収益でした。希望通りの収益が得られず、売れるかわからないものを作って在庫が増え続けたり、収入がないと材料代ばかりかかり支出が増えていくだけだったので、ハンドメイド販売をやめました。
制作時間をとれなくなったのも、やめた理由です。
20代レジンパーツを主としたイヤーアクセサリー(ピアス、イヤリング)ワイヤーリングとレジンを組み合わせたもの累計で5000円ほどで、1商品あたり300~450円ほどの利益がほとんどでした。
オンライン販売だった為送料なども考慮するとなかなか収益性が上がりませんでした。
商品制作にかかる時間や材料費を考慮して、利益が出やすい販売価格を設定してましたが、なかなか購入につながらない為、少し価格を下げるなど結果調整が必要となり、思うように利益が出ないこと、商品を製作する時間を十分に確保できなくなったことから現在継続していません。
30代もともと手芸が大好きだったので、着物の作り帯を作って販売しました。お太鼓結びなどの作り帯を作りました。帯を一本千円で販売していましたが、三ヶ月くらいで完売しました。三本作ったので、3000円くらいの収益でした。作っている時間がなくなったのと、著作権法が厳しくなり、商品を作るのが、難しくなったからです。また、ミシンが故障して、動かなくなってしまったのも、やめてしまった理由の一つになると思います。
ハンドメイドは、道具が沢山なければできないです。
30代材料は毛糸、刺繍用の生地、フェルトで、パンチングニードルを使用して作るラグのような質感のコースターや鍋敷きを製作・販売していました。1つを2000円弱で販売し、一番原材料費が安かったものでも1000円弱が利益です。
毛糸は100均のものも使用しましたが、思ったような色味の商品が少なく、手芸店の毛糸を使用すると利益がガクッと下がりました。
作品を購入してくれた方からはお褒めの言葉をいただいていますが、労力に対して利益が伴わないことが一番です。20個ほど製作しいくつか売れ残っていますが、その売れ残りを含めると利益はあってないようなものと言えます。
製作自体も楽しくしていましたが、売れ残ってしまった作品や製作に割かれる時間を考えたら他のことをした方が有益と思うようになってしまいました。
ハンドメイド販売を専業ですることはかなり難しいと感じ、趣味の一つと割り切るべきなのだと感じました。
30代アクセサリー(スワロフスキーの石を土台の金具乗せて、色を合わせたパール素材のビーズなどと一緒に付けたピアス)最初は0円でしたが3つ売れて各1000円ほどで販売し、約3000の売り上げがありました。
過去に作ったものを現在もメルカリで出品していますが売れていません
作る時間や発送手続きなどとコストを考えて利益があまり上がらなかったのでやめました。
アクセサリーはハンドメイド作家さんが多いのでどうしても同じようなデザインになってしまい、他の作家さんとの差別化が出来なかったので辞めました。
30代天然石風のピアス、イヤリング、ネックレス、アンクレット、ブレスレット、幼稚園の飾りつけみたいなアンパンマンバージョンの切り絵、レジンでキーホルダー小さい子供がいるのでコンスタントに販売はできなかったので、コツコツやってトータル5000円強くらいです家事、育児の合間にやっていたが、自分の時間が無くなった為と、やはり量産できないとそれだけ品数が少ないので、中々販売数が伸びなかったです。
小さい子供が起きてる時間は、小さなパーツを触られないようにしないといけないので大変でした。
30代フェルト生地のぬいぐるみ付きキーホルダー。あまり市販では見られない鬼の可愛いキャラクターのぬいぐるみ。1体500円で販売して10体売れたので5000円。
最初価格をもっと高くしていたけれどなかなか売れなかったので値下げした。
二人目が生まれてからは手作りする時間がなくなってしまったから。手間の割に儲けが少なく割に合わないし、返品対応などでストレスを感じたから。
丁寧に作ったつもりだったけれどクレームが入ってしまい大変だったから。
30代UVレジンのキーホルダーです。キャラクターものではなく、きれいな色の丸や四角モチーフのキーホルダーを多く出してました。月2500円です。
内訳は大体平均ですが、材料費は月500円、売価が一つあたり1500円で、月に二つ程度売れていました。
好きで作っていましたが、販売時のやり取りや自分の好きなものではなく売れるものを作らなくてはという使命感に疲れてしまったのでやめました。
売れそうなものと思って作っても実際は売れなかったりするので、残念な気持ちになってしまっていました。
あとは金具が結構高くて製作費がかさみ、上手く収益を上げることができませんでした。楽しんでやっていたはずのことが楽しくなくなるのは悲しかったです。
30代幼稚園用品。自分がこどもに作って持たせた経験を生かして、こども向けの柄で、ハンカチや巾着などの小物を販売していました。3000円程度。手数料や手間賃を考慮すると、収益の実感はかなり少ないです。
商品が定番化して、全てがスムーズに進んでから初めて『収益』になると思いました。
我が子と同じ生地を使用することになるため、いつか周りに知られてしまうのではないかと不安になってしまいました。
また、受注に合わせて作成するほどの時間的余裕もなく、かといって在庫を抱えることもリスクに思えたので、今の自分には合わないと思いやめました。
40代フラワーアレンジメントやビーズアクセサリー・ビーズストラップ等、ビーズをメインとした小物を販売していました。毎月定額ではありませんが、一ヶ月平均にして、2~3万円程度の収益があり、お小遣い程度の金額にはなりました。第一の理由は細かい作業をすることが難しくなってしまった為です。
特に目を酷使するビーズアクセサリー作りに関しては作ることは大好きなのですが、目が霞んでしまい、体調を優先することにし、残念ではありましたが、最初にやめてしまいました。しました。
40代赤ちゃん~子供サイズのシロクマの顔がついている耳当てつきニット帽。大人サイズのニット帽。子供サイズの移動ポケット。正確な金額は算出していませんが、だいたい5000円ぐらいだと思います。
販売していた期間、およそ1年半ぐらいの間でフリマアプリで3000円ぐらいと、知人からたのまれて2000円ぐらいです。
手間と時間がかかる割にもうけが少ないので止めました。
あと子供の手がかかるようになり、思うように作成する時間がとれなくなりました。
また体調が悪くなり、集中して作る精神的、体力的な余裕がなくなったので今は作れなくなりました。
40代ミシンで子供向けの小物類を作っています。
子供に似合いそうな柄で体操袋やお財布、箸袋を作っています。フェルトでおままごとの食べ物を作る時もあります。
学校や幼稚園でのバザー収益なので学校が値段を付けるので、1点がとても安価ではありますが、それでも累計で3000円は超えたと思います。1回の行事だと500円程度です。コロナ渦で行事がなく販売する機会がありません。ネットで販売できるほどの技量は持ち合わせていないため、トラブル防止とフリマサイトで不当に評価を下げられたくないのもあり、現物を見て買える形態の販売でないとできないなと思っています。
40代パワーストーンやビーズ類やパーツを組み合わせて作ったブレスレットやリング、ネックレスを販売していました。ひと月に3000円~5000円位が多かったです。ダメな月は収益0の月もありました。安定した収益ではなかったです。ハンドメイド作品を販売していたのは、自分の時間があってその時間を楽しく収益に繋げられたら、と言う思いでしていました。
しかし、今は自分の時間がなかなか持てず制作時間も作れなかったりするのでハンドメイド販売は辞めてしまいました。
50代主にネックレスやブレスレットなどのアクセサリーです。素材はビーズが大半でしたが、天然石も取り入れたりしていました。1つ500円から2000円台程度でネットで販売していましたが、余り売れなかったのでトータルでも1万円はいかなかったと思います。1番大きな理由は出産・育児があって、ハンドメイドのネット販売をやめてしまった事です。
1度やめてしまうと、また再開したいと思っても動き出すのにエネルギーが要るので、大変でも細々と続けていたら良かったと後悔しています。
60代イヤリング・ピアス・マスクチャームなど、アクセサリーを中心にしてハンドメイドでメルカリ販売していました。1個300~500円の値段で販売。その値段で手数料・送料を引いて手元に残る金額は100~200円位です。
4~5000円の収益。
価格が高いと売れない為、安い価格設定で数を売ることをしないと収益は見込めない。手数料・送料等で引いた金額に、作る手間と送付する手間・制作費用を相殺すると赤字になります。
また値下げ要求があるため応じていると、更に利益は見込めないので辞めました。
60代毛糸で編むあみぐるみ、バッグチャーム、羊毛フェルトで作る動物、がま口、布製のバッグやコースター、ブローチなど。始めたばかりのころはなかなか売れずに収益はほとんどありませんでしたが、売れ始めて月に5000円、10000円、多いときでも20000円ぐらいでした。最初のころは手芸が趣味だったので作るのが楽しかったのですが、作るのに手間がかかり、材料費などを含めると収益が少ないことと、作っている時間が長くなり、その間に家事などをすることができなくなってきてストレスとなりやめました。

アクセサリーはライバルが多くてデザインも自分より優れている、取引がストレスになって、というのもハンドメイド品販売をやめた理由になったことがわかります。

ハンドメイド品販売を続けるには

今回調べた結果から、母子家庭の方でハンドメイド品販売に取り組むのであれば、作ろうとしている商品が自分に合っているかどうか、しっかり考える必要があるでしょう。

具体的には、その商品を作るのが元々好きなのか、趣味にしている、といったことです。

よい収入を得るために興味のない商品を作ったり、手間や時間をかけるのは、精神的にも限界がきやすいのではないでしょうか? 取引でストレスを感じるのも、販売した先に得られるもの、感謝や笑顔などが描けていないからかもしれません。

個人ですから、ハンドメイド品販売はメインの収入にはなりにくい在宅ワークですが、ご自身が楽しんでできるのなら、一定の副収入にできる可能性はあるでしょう。

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